| ホーム > |
| 同窓会長 挨拶 |
| Nexus 絆 |
| 同窓会長 横山 健次 |
|
同窓会の皆様におかれましては、益々お元気でご活躍のこととお慶び申し上げます。 又、旧年中に賜りました同窓会活動へのご協力に衷心より感謝申し上げます。 昨年、3月11日に東北地方太平洋沖で発生した大震災は、大津波と原発事故が重なり、大惨事をもたらしました。一年経った今でも、大震災の傷が未だ生々しいことを思えば、心が痛み、一日も早い復興を願うとともに被災された方々にお見舞い申し上げます。 しかし、この未曾有の大震災は、多くの日本人の心の中にある何かを目覚めさせたように思えます。石原都知事の天罰発言が物議をかもしましたが、自然の大変動に天の啓示のようなものを感じるのは、古今東西を問わず、人の素直な感情のように思われます。 大自然の力の前には、人間の力の及ぶ範囲があまりにも小さいことにもかかわらず、我々は人の作った科学技術をあまりに過信していたのではないかと反省させられます。 この大震災で被災された方々が、肉親を失い、家を流され、仕事を失うという極限の悲しみや過酷な境遇の中にあっても、大きく取り乱すこともなく、お互いが励まし合い、助け合いながら強く前進し、頑張ろうとする姿を報道で観ながら、多くの国民が「いま、自分にできることは何か」を問い、それを行動に移しました。また、世界中から温かい支援の輪が広がっている状況に深い感謝の気持ちが湧いてきます。 昨年、一年間を表す漢字に「絆」が選ばれましたが、鶴学園創立50周年の記念事業として建てられた新講義棟「三宅の森Nexus21」は、広島工業大学で学ぶ者が21世紀を生き抜く知性を育み、新しい絆が形成されることを願った学園の思いが込められています。 私たちは本学の教育方針「常に神と共に歩み社会に奉仕する」を改めて思い起こし、胸に刻み込まなければいけないと痛感しています。これまで経済成長を追い求めるあまり、見失いかけた我々日本人の心の原点回帰が必要で、今まさに高い道徳観や崇高な倫理観を甦らせる時ではないでしょうか。 広島工業大学は昨年、創立50周年を皆で盛大に迎え、卒業生も40000名になろうとしています。社会に於いて一人一人の努力の積み重ねは、益々その歴史の厚みを増していくものと思います。 すべての卒業生が今一度、「いま、自分にできることは何か」を問い、その責任を果たしていただきたいと願っております。 同窓会は本部、支部共に中々、人が集まらないという厳しい現実にさらされておりますが、お世話して下さる会員に感謝しながら継続することが大切だと考えております。会員一人一人がもう一度、母校に思いをはせ、より強い絆を結び、広島工業大学の発展に寄与できる様、日々精進することを強く希望致します。そして、同窓会創立50周年を皆で盛大に迎えられるよう願っております。 会員の皆様の益々のご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げ、私の挨拶と致します。 |
| 2012年3月 |