OBだより (第43回) 2005.05.30

(にしだ・けんじ)
西田 憲治 さん


(昭和54年(1979年)電気工学科 卒業)

−学生時代の思い出や、特に印象に残ったことは?

 故榊茂忠先生のゼミで「変圧器の設計」をしていました。お腹が空いたらいつも「小田屋」に行っては、お好み焼き・そばダブルを食べてがんばっていました。

 以前、掲示板を見たら、あの頃のおじさん、おばさん、もう他界されたとか。(未確認です)
 同窓生と会えば必ず、話題に上る思い出の店です。

−現在の業務の内容をお願いします。

 広島県の第3セクターである広島県下水道公社において、下水処理プラントの管理をしています。

 下水処理はこれからの時代に向けて、更に期待される分野でもあり、電子、電気、機械、土木、環境、情報等、工学全般の分野が必要です。 私は地方公共団体の電気技術者なので、これまで、下水道、上水道、通信施設、空港管理等、様々な分野で仕事をしてきました。

 一貫した自分の仕事が無いのも残念なことですが、様々な体験ができることに感謝しています。

−現在の趣味など、仕事以外で楽しんでおられることはありますか?

 趣味は広く浅くをモットーに、無線、インターネット、ウォーキング、園芸、切手収集、書道等楽しんでいます。 あまりのめりこむと、お金もかかるし、仕事にも差し支えますので、下手の横好きでやっています。

−今、振り返ってみて、学生時代に学んだことで、お仕事に生かされていることはありますか?

 直接、仕事上の実務で生かすこともないですが、電気主任技術者、無線技術士、電気通信主任技術者等の必要な資格をとる上で、学生時代に学んだ、数学、物理等の基礎理論は役立ちました。

 現在は電気管理士資格取得に向けて勉強中ですが、当時学んだ、榊先生の「変圧器」、猪上先生の「誘導機」の授業は、記憶をよみがえらせてくれます。

 やはり学生時代の収穫は「人に対する思いやり」「協調性」等の人間教育でしょうね。

−在学生や同窓生に向けてのメッセージをお願いいたします。

 我々の学生時代は、まだ創立後10年たらずで地方の大学でしたので、今ひとつ、都会に進学した友人達と比べると、学生ひとりひとりが委縮していたという気がします。 もっと、自分に自信を持って、目標を大きく定めて、若さで猛進してほしいですね。

 例えば、技術士や公務員試験に挑戦するとか、武道で昇段に挑戦するとか、時間を有効に使ってがんばってほしいです。 以前は、短い年でこんなに偏差値の上がった大学は無いとか、中、四国、九州の私学では最難関であるとかいわれていました。

 在学生も、卒業生も共にがんばりましょう!!!



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