Campus Guide 2017
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建築デザイン学科大学院学則・諸規則課外教育活動学生生活修学HIT教育2016 建築デザイン学科は、幅広い教養とグローバルな視点に基づき、建築、インテリア・木工、デジタルデザインの各分野の学修を通じて、社会の要求に応えるための知識や技能を身に付け、心を豊かにする居住環境の実現を柱とする建築デザインに、高い倫理観と責任感をもって意欲的に取組むことのできる次の要件を備えた人材を養成する。Ⅰ 【知識・理解】(1)人々の心豊かな暮らしに対する幅広い教養と工学的知識を共に深め、この教養と知識をもって実践的な技術としての建築デザインを理解することができる。(2)数学、物理及び自然科学などの基礎的な教養知識を幅広く身に付け、建築学の学問体系及び各領域の基礎・基本を理解することができる。Ⅱ 【思考・判断】(3)建築デザインを実践するにあたり、自然環境・都市環境との持続的共生を基本とし、理性的かつ論理的に思考し、判断することができる。(4)高度に発達した技術社会のなかで、建築デザイン分野における課題の解決に向けて、高い倫理観に基づき思考し、適切な判断を行うことができる。Ⅲ 【技能・表現】(5)豊かな居住環境の構想を多様な手段によって表現し、それにより自分の考えを相手に明確に伝えることができる。(6)自ら構想した空間を図面や仕様書などに反映でき、幅広い教養と言語力及びプレゼンテーション能力をもって、他者に伝えることができる。Ⅳ 【関心・意欲・態度】(7)生活のあらゆることに関心を持ち、種々の課題に対して創造的な解決を導き出すため、自主的、継続的、計画的に行動できる。(8)技術者としての高い倫理観と責任感をもって行動でき、課題解決に向けた取組みと結果を積極的に社会へ発信できる。ディプロマ・ポリシー 建築デザイン学科では、広島工業大学及び環境学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、建築デザイン学科の教育科目を教養教育科目と専門教育科目に区分し、さらに、専門教育科目にあっては専門基礎、専門共通、住まい・インテリア、計画・設計、構造・生産・維持管理、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成する。また、授業科目を必修、選択及び自由科目に区分し、カリキュラム・ツリーに示す順次性をもって実施する。【教養教育科目】 幅広い教養を身に付けるため、教養教育科目を、豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「人間形成領域」、大学での基本学習スキルや将来のキャリア設計及び健康な心身の維持増進など自己成長力を育成する「自己実現領域」、社会の多様化を享受する教養力を育成する「文化・社会理解領域」、グローバル時代を生き抜く力を育成する「言語・コミュニケーション領域」に分け、各年次に開設する。【専門教育科目(専門基礎)】 環境学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するため、「解析基礎」「線形代数」などの数学科目と「基礎物理学」「物理学実験」などの物理学科目を開設する。また、ものづくりにおける倫理観を養う「技術者倫理」を開設する。カリキュラム・ポリシー113
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