Campus Guide 2017
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食品生命科学科大学院学則・諸規則課外教育活動学生生活修学HIT教育2016 食品生命科学科は、生命科学の基本的な原理に基づく微生物・植物・動物に関する最新のバイオテクノロジーと食品製造技術に精通した幅広い知識を有するとともに、少子高齢化や食に関わる21世紀の諸課題を科学的に認識し、他者と協調しつつ、豊かな教養と高い倫理観をもって、自律的、創造的に解決することのできる次の要件を備えた人材を養成する。Ⅰ 【知識・理解】(1)微生物と植物又は動物を対象とした生命科学に関する基礎的知識を理解し、生命現象を化学物質のレベルで具体的に表現することができる。(2)生命科学の知識を基礎として、食品の特性、製造及び品質管理技術に関連する分野について、基礎的知識と理論を具体的に表現することができる。Ⅱ 【思考・判断】(3)食品摂取とヒトの健康及び食品製造と自然環境との相互関係を深く理解した技術者として、社会に対する責任を自覚し、行動できる。(4)生命科学分野及び食品科学分野に関連した領域で体得した知識や理論をもとに、社会が直面する諸課題を具体的に思考し、判断することができる。Ⅲ 【技能・表現】(5)生命科学に関する基礎的知識を用いて、様々な生物による自然現象を多面的に評価するとともに、これを科学的に改変できる技術を身に付けている。(6)食品衛生に関する基礎的知識を用いて、食品の製造、貯蔵及び流通段階に関わる組織の衛生管理について率先して立案し、行動することができる。Ⅳ 【関心・意欲・態度】(7)生命科学に関する知識や技術を活用し、科学的判断と倫理観をもって社会に奉仕する意欲を持ち、社会の健全な発展に貢献できる。(8)安心・安全な食品の製造に高い関心と強い責任感をもって積極的に従事し、社会に貢献できる。ディプロマ・ポリシー 食品生命科学科では、広島工業大学及び生命学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、食品生命科学科の教育科目を教養教育科目と専門教育科目に区分し、さらに、専門教育科目にあっては専門基礎、専門共通、生命科学、食品科学、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成する。また、授業科目を必修、選択及び自由科目に区分し、カリキュラム・ツリーに示す順次性をもって実施する。【教養教育科目】 幅広い教養を身に付けるため、教養教育科目を、豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「人間形成領域」、大学での基本学習スキルや将来のキャリア設計及び健康な心身の維持増進など自己成長力を育成する「自己実現領域」、社会の多様化を享受する教養力を育成する「文化・社会理解領域」、グローバル時代を生き抜く力を育成する「言語・コミュニケーション領域」に分け、各年次に開設する。【専門教育科目(専門基礎)】 食品生命科学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するため、「解析基礎」「線形代数」などの数学科目、「基礎物理学A」「基礎生物学」「基礎化学」などの自然科学科目を開設する。また、倫理観を養う「生命倫理」を開設する。【専門教育科目(専門共通)】 食品生命科学を学ぶ上で必要な生命現象の基礎知識を生物学的及び医学的に幅広く修得するため、生物医カリキュラム・ポリシー133
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