Campus Guide 2017
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電子情報工学科は、エレクトロニクス、コンピュータシステム、情報通信及び一般産業分野で高度情報社会の持続的な発展を支える高度な専門能力と創造性を有し、これらを活用して論理的に問題解決策を立案、実践する能力を身に付け、自律的で、豊かな教養と倫理観を持つ次の要件を備えた人材を養成する。Ⅰ 【知識・理解】(1)基礎学力と、電子デバイス、電気電子回路、コンピュータ・電子情報関連3分野の専門的な知識を有し、新しい問題に応用できる。(2)幅広い教養を身に付け、エレクトロニクス、コンピュータシステム、情報通信関連分野及び一般産業分野の基礎技術を用いて社会で活躍できる力を身に付けている。Ⅱ 【思考・判断】(3)修得した専門分野の知識と基本的な情報技術を活用し、創造的かつ論理的な思考力をもって、エレクトロニクス分野で活躍できる。(4)問題解決策を論理的に立案、実践できる能力を有し、教養豊かな人材として、社会の要求に対応できる。Ⅲ 【技能・表現】(5)エレクトロニクスに関する知識をもとに、自らの考えを文章化あるいは図式化して問題の本質を理解し、解決することができる。(6)前述の問題に関する結果をチームでまとめ、情報や技能を正確に表現し、ディスカッションやレポート発表を通して、他者に伝えることができる。Ⅳ 【関心・意欲・態度】(7)エレクトロニクス技術に関心を持ち、グローバルな視点で他者と協働し、社会に貢献・奉仕することができる。(8)エレクトロニクスをベースに、多様な分野へ意欲的に取組んでいくことができる。また、技術者として使命観と倫理観をもって責任ある行動ができる。ディプロマ・ポリシー 電子情報工学科では、広島工業大学及び工学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、電子情報工学科の教育科目を教養教育科目と専門教育科目に区分し、さらに、専門教育科目にあっては専門基礎、専門共通、電子デバイス、回路・コンピュータ、情報通信、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成する。また、授業科目を必修、選択及び自由科目に区分し、カリキュラム・ツリーに示す順次性をもって実施する。【教養教育科目】 幅広い教養を身に付けるため、教養教育科目を、豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「人間形成領域」、大学での基本学習スキルや将来のキャリア設計及び健康な心身の維持増進など自己成長力を育成する「自己実現領域」、社会の多様化を享受する教養力を育成する「文化・社会理解領域」、グローバル時代を生き抜く力を育成する「言語・コミュニケーション領域」に分け、各年次に開設する。【専門教育科目(専門基礎)】 工学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するため、「解析基礎」「線形代数」などの数学科目と「基礎物理学」「物理学実験」などの物理学科目を開設する。また、ものづくりにおける倫理観を養う「技術者倫理」を開設する。【専門教育科目(専門共通)】 電子情報工学に関する基盤技術を修得するため、「基礎電磁気学」「基礎電気回路」「プログラミング」などを開設する。また、技術者にとって重要である知的財産を適切に運用するため「知的所有権」を開設する。さらに、電子デバイス、回路・コンピュータ、情報通信に関するテーマについて実験を行い、授業での知識を深めるたカリキュラム・ポリシー電子情報工学科大学院学則・諸規則課外教育活動学生生活修学HIT教育201661
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