Campus Guide 2017
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電気システム工学科大学院学則・諸規則課外教育活動学生生活修学HIT教育2016 電気システム工学科は、建学の精神を根幹とし、地球環境との調和と高度情報化社会の発展を通じて社会に奉仕できる倫理観、責任感のある技術者の育成を目的とする。特に電気システム工学の基幹であるエネルギー技術、コンピュータと制御技術、情報通信技術を専門分野として、社会のニーズに応える知識力、思考力及び技能とこれらを社会の進歩に向けて実践する意欲を持つ次の要件を備えた人材を養成する。Ⅰ 【知識・理解】(1)技術者に求められる幅広い教養、数学や物理学等の自然科学の基本及び電気システム工学関連技術の専門知識を身に付け、新しい問題の解決に応用できる。(2)エネルギー、コンピュータと制御、情報通信の分野における基礎的な技術を理解し、これを社会の持続的な発展を支えるものづくりに活用できる。Ⅱ 【思考・判断】(3)電気システム工学関連の専門知識や自然科学の知識を活用し、社会の要求に対応するための倫理観を備えた自律的、創造的な思考ができる。(4)エネルギー、コンピュータと制御、情報通信の分野において問題解決や社会の要求に対応するため、論理的で責任ある判断ができる。Ⅲ 【技能・表現】(5)電気システム工学関連技術について自分の見解を文章や資料に表現し、メンバーと協力して、課題に対処するための討議や意見集約ができる。(6)エネルギー、コンピュータと制御、情報通信の分野の業務遂行に必要な解析、計測、プログラミング及び作図等の技能を修得している。Ⅳ 【関心・意欲・態度】(7)電気システム工学関連分野を中心としてグローバルな視野から、社会の発展や工学技術の進歩・改良に倫理観や関心を持ち続けることができる。(8)エネルギー、コンピュータと制御、情報通信等の専門知識の活用を通じて、社会的な貢献や諸問題の解決に取組む意欲を有している。ディプロマ・ポリシー 電気システム工学科では、広島工業大学及び工学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、電気システム工学科の教育科目を教養教育科目と専門教育科目に区分し、さらに、専門教育科目にあっては専門基礎、専門共通、エネルギーシステム、コンピュータシステム、情報通信システム、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成する。また、授業科目を必修、選択及び自由科目に区分し、カリキュラム・ツリーに示す順次性をもって実施する。【教養教育科目】 幅広い教養を身に付けるため、教養教育科目を、豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「人間形成領域」、大学での基本学習スキルや将来のキャリア設計及び健康な心身の維持増進など自己成長力を育成する「自己実現領域」、社会の多様化を享受する教養力を育成する「文化・社会理解領域」、グローバル時代を生き抜く力を育成する「言語・コミュニケーション領域」に分け、各年次に開設する。【専門教育科目(専門基礎)】 工学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するため、「解析基礎」「線形代数」などの数学科目と「基礎物理学」「物理学実験」などの物理学科目を開設する。また、ものづくりにおける倫理観を養う「技術者倫理」を開設する。カリキュラム・ポリシー67

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