Campus Guide 2017
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機械システム工学科大学院学則・諸規則課外教育活動学生生活修学HIT教育2016 機械システム工学科は、技術の変革に対して柔軟かつ果敢に立ち向かい、高い倫理観をもってものづくりに携わることにより、社会に貢献できる技術者の育成を目的とする。この目的を踏まえ、機械技術者としての教養と、構造、エネルギー・環境、表面加工・生産、システム化に関する専門知識を身に付け、環境や安全に配慮したものづくりを推進する次の要件を備えた人材を養成する。Ⅰ 【知識・理解】(1)自然科学や教養に関する基礎知識を有し、機械システム工学に関する機械力学、材料力学、熱力学、流体力学の基礎知識を活用できる。(2)機械システム技術者として、広範なものづくりに必要な材料、設計、加工、生産及びシステム化に関する専門知識や技術を身に付けている。Ⅱ 【思考・判断】(3)機械システム工学の基本知識とものづくりの専門知識をもとに、社会の要求に対応するための総合的、論理的かつ柔軟な思考力を身に付けている。(4)積極的に課題に取組み、専門知識を駆使することにより、環境や安全に配慮した機械システムの改善計画を立案できる。Ⅲ 【技能・表現】(5)機械システム工学の知識をもとに、自ら創造した機械システムを図面や仕様書に反映し、他の技術者やユーザーに正確に伝えることができる。(6)修得した幅広い教養知識、文書力、コミュニケーション能力及びプレゼンテーション能力を有し、チームで目標を共有することができる。Ⅳ 【関心・意欲・態度】(7)社会性と人間力を身に付け、グローバルな視点で他者と協働し、目標実現への方向性を示すことができ、機械技術者の責務を全うできる。(8)ものづくりの変革に果敢にチャレンジする使命観と倫理観を有し、信頼性、安全性とともに、環境保全に責任を持つことができる。ディプロマ・ポリシー 機械システム工学科では、広島工業大学及び工学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、機械システム工学科の教育科目を教養教育科目と専門教育科目に区分し、さらに、専門教育科目にあっては専門基礎、専門共通、体験学習、構造機能基礎、エネルギー・環境機能基礎、表面加工・生産機能基礎、システム化機能基礎、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成する。また、授業科目を必修、選択及び自由科目に区分し、カリキュラム・ツリーに示す順次性をもって実施する。【教養教育科目】 幅広い教養を身に付けるため、教養教育科目を、豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「人間形成領域」、大学での基本学習スキルや将来のキャリア設計及び健康な心身の維持増進など自己成長力を育成する「自己実現領域」、社会の多様化を享受する教養力を育成する「文化・社会理解領域」、グローバル時代を生き抜く力を育成する「言語・コミュニケーション領域」に分け、各年次に開設する。【専門教育科目(専門基礎)】 工学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するため、「解析基礎」「線形代数」などの数学科目と「基礎物理学」「物理学実験」などの物理学科目を開設する。また、ものづくりにおける倫理観を養う「技術者倫理」を開設する。カリキュラム・ポリシー73
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