Campus Guide 2017
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知能機械工学科大学院学則・諸規則課外教育活動学生生活修学HIT教育2016 知能機械工学科は、機械工学の基礎知識とともに、電気電子と情報を融合した知能化された機械の中で特に重要な、ロボット、自動車、生産システムを発展・応用させる能力と、新時代の機械技術者に相応しい人間性や倫理観をもって、知能化された機械により便利で快適に暮らせる社会づくりに貢献できる次の要件を備えた人材を養成する。Ⅰ 【知識・理解】(1)ロボット、自動車、生産システム関連のものづくりの知能化技術に必要な数学・物理・機械・電気電子・情報の知識を総合的に身に付けている。(2)専門知識を多面的に理解し、人の生活に密着した機械・設計・生産システムの知能化技術を身に付け、倫理観をもって工学的な問題解決ができる。Ⅱ 【思考・判断】(3)知能機械の技術者として、多角的思考により現在や未来に起こる課題の発掘ができ、その課題に対する効果的な問題解決策が企画・立案できる。(4)修得した機械工学の基礎知識を活用して、論理的な思考力、判断力、分析力をもって社会の要求に応え、その解決に向けて他者と協働することができる。Ⅲ 【技能・表現】(5)知能化技術に基づくものづくりに必要な知識や情報を論理的に記述、表現及び図形化ができ、それを発表・議論することができる。(6)修得した知識をもとに、自分の考えや技能を相手に正確に伝えるための基礎的なプレゼンテーションとコミュニケーションができる。Ⅳ 【関心・意欲・態度】(7)地球的な視野に立ち、主体的に課題を発掘し、技術者としての使命観や倫理観に基づき、積極性と挑戦する意欲をもって課題解決ができる。(8)技術者として豊かな教養と人間力を身に付け、知能的ものづくりの挑戦的な課題に能動的に取組み、知識基盤社会に貢献・奉仕できる。ディプロマ・ポリシー 知能機械工学科では、広島工業大学及び工学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、知能機械工学科の教育科目を教養教育科目と専門教育科目に区分し、さらに、専門教育科目にあっては専門基礎、専門共通、機械工学基礎、体験学習、自動車、ロボット、生産技術、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成する。特に自動車、ロボット、生産技術の分野は、知的機器を創製するために設けた当学科の特徴的な3分野である。 また、授業科目を必修、選択及び自由科目に区分し、カリキュラム・ツリーに示す順次性をもって実施する。【教養教育科目】 幅広い教養を身に付けるため、教養教育科目を、豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「人間形成領域」、大学での基本学習スキルや将来のキャリア設計及び健康な心身の維持増進など自己成長力を育成する「自己実現領域」、社会の多様化を享受する教養力を育成する「文化・社会理解領域」、グローバル時代を生き抜く力を育成する「言語・コミュニケーション領域」に分け、各年次に開設する。【専門教育科目(専門基礎)】 工学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するため、「解析基礎」「線形代数」などの数学科目と「基礎物理学」「物理学実験」などの物理学科目を開設する。また、ものづくりにおける倫理観を養う「技術者倫理」を開設する。カリキュラム・ポリシー79

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