Campus Guide 2017
94/340

建築工学科大学院学則・諸規則課外教育活動学生生活修学HIT教育2016 建築工学科は、技術革新と経験工学に基づいて高度に進化してきた我が国の建築技術を基盤として、建築に携わる技術者にとって必要な建築構造、生産・維持管理、計画・環境設備等の専門知識と幅広い教養、他者と協働できる人間性を総合的に備え、いかなる状況でも責任感と倫理観をもって行動できる次の要件を備えた人材を養成する。Ⅰ 【知識・理解】(1)建築を理解する上で必要な数学・物理等の基礎的知識を有し、それを建築技術に関わる専門知識に応用・展開することができる。(2)建築に関する最新の技術及びその背景となる歴史・文化・風土を理解し、豊かな創造力をもって、それを活用できる。Ⅱ 【思考・判断】(3)建築に関する安全性、機能性、経済性、快適性に関する諸問題に対する解決能力を身に付けている。(4)建築技術者として直面する様々な課題に対して、合理的な解決策を提案する行動力を身に付けている。Ⅲ 【技能・表現】(5)指導的立場となるにふさわしい協調性とリーダーシップを発揮できる技能を身に付けている。(6)建築に関する知見と情報を具体的に図化、言語化することができ、様々な表現方法を活用して、他者に説明することができる。Ⅳ 【関心・意欲・態度】(7)誠実で人間性豊かな人材となる素養を有し、建築技術者として、いかなる状況においても責任感と倫理観をもって行動できる。(8)社会と環境に配慮した倫理観と責任感を身に付け、「社会に奉仕する」技術者として成長していくことに意欲と関心を持つことができる。ディプロマ・ポリシー 建築工学科では、広島工業大学及び工学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、建築工学科の教育科目を教養教育科目と専門教育科目に区分し、さらに、専門教育科目にあっては専門基礎、専門共通、構造、生産・維持管理・材料、計画・環境・設備、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成する。また、授業科目を必修、選択及び自由科目に区分し、カリキュラム・ツリーに示す順次性をもって実施する。【教養教育科目】 幅広い教養を身に付けるため、教養教育科目を、豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「人間形成領域」、大学での基本学習スキルや将来のキャリア設計及び健康な心身の維持増進など自己成長力を育成する「自己実現領域」、社会の多様化を享受する教養力を育成する「文化・社会理解領域」、グローバル時代を生き抜く力を育成する「言語・コミュニケーション領域」に分け、各年次に開設する。【専門教育科目(専門基礎)】 工学を学ぶ上で必要な基礎学力を修得するため、「解析基礎」「線形代数」などの数学科目と「基礎物理学」「物理学実験」などの物理学科目を開設する。また、ものづくりに関する倫理観を養う「技術者倫理」を開設する。【専門教育科目(専門共通)】 建築に対する興味を高めるため、初年次に「建築概論」「建築一般構造」「構造力学」「材料力学」「建築基礎図学」などを開設する。建築に関する知見と情報を具体化する技術を修得するため、2年次に「建築製図法」「建築設計製図Ⅰ」などを開設する。3年次には、各分野の専門知識を深める「建築設計製図Ⅱ」「建築総合設計製図」カリキュラム・ポリシー91

元のページ  ../index.html#94

このブックを見る