Campus Guide 2019
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大学院課外教育活動学生生活修学HIT教育2016窓口・各種手続後期生命学部環境学部情報学部工学部前期教育課程 現代社会が抱えている多くの課題を解決するにあたっては専門分野にとどまらず多分野にわたって知識が必要となります。このため、専門分野を学ぶ皆さんも異分野の教養と広い視野が必要不可欠です。実社会では、さまざまな場面で、問題点を発見して解決する能力と更なる創造を実現するための素養と感性が求められています。このため、本学のカリキュラムでは、4年間の一貫した大学教育の中で、教養教育科目と専門教育科目との有機的連携を持たせるように学科科目を配分して編成しています。 この教養教育科目は、本学の教育方針に基づいて、学部・学科を越えて本学学生の共通の教養教育として全学共通科目及び放送大学との単位互換科目で構成しています。 大学共通科目には、建学の精神と本学教育方針を伝える「自校教育論」、読み書き能力などの基本学習スキルを修得する「初年次ゼミナール」と「知へのいざない」、人間としての生き方及び基本的存在を相互に認め享受するための「社会・環境・倫理」「人権論」、自己省察に基づく職業観の形成と将来のキャリア設計を主体的に学ぶ「キャリアデザイン」科目をおいています。さらに、世界的規模で進歩する技術革新に対応し、国際舞台で活躍できる能力の育成を図るための「技術英語」「特別英語」「キャリア英語」「中国語」や「ヨーロッパを知る」「アメリカを知る」「アジアを知る」、これらをより体験的に学ぶ「海外語学研修」など、グローバル時代を生き抜く基礎科目を充実させています。 また、正しい表現により自己の考え方を正確に相手に伝達するための「日本語表現」や「読書へのいざない」、人間と自然の関わりや工学技術者としての創造性に関わる感性を涵養する「歴史の中の科学・技術」、更には健康な心身を養うための「健康とスポーツの科学」「生涯スポーツ」など幅広く開講されています。また、法に関する科目として、「日本国憲法」「法と現代社会」があります。さらに、人間の生産活動や社会活動を牽引する技術者として、技術経済や技術経営の基礎力を養うため、「技術者のための経済学」を設置しています。 特記すべき科目として、選択科目として開講される「海外語学研修」「ボランティア実習」、自由科目として開講される体験型科目「野外活動実習」「インターンシップ」「地域課題解決実習」があります。自由科目は卒業に要する単位には関係ありませんが、グローバル化時代に活躍する技術者には必要不可欠な科目ですので多くの学生の履修が望まれます。 教養教育科目は1年次から4年次まで開講されています。カリキュラムツリーで示す学びの順次性に従って、専門基礎科目や専門科目とともに各自が有益となる履修計画を立てて修得してください。【海外語学研修】 デラウェア大学(アメリカ)、トリニティ・ウエスタン大学(カナダ)、大連理工大学(中国)への短期語学研修を通して語学力を向上させるとともに異文化への理解を深める科目【ボランティア実習】 本学の教育方針に則り、思いやる利他の心をもって社会奉仕体験することで豊かな人間力や主体的に考え行動する生きる力を育む体験科目【野外活動実習】 専門性を活かしたフィールドワークを通じて自然に配慮して科学技術を発展させるための思考力と倫理観を身につける科目【インターンシップ】 職業に対する意識高揚と職業観を明確に認識し、社会人として活躍するための基本的事項を体験する科目【地域課題解決実習】 少人数グループに分かれ地域社会が実際に直面している課題を発見し、解決策を探るために自ら調べ考え行動することで課題解決能力を高める科目教養教育科目 全学共通65

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