窓口・HIT修学学生生活課外教育活動大学院各種手続□ACTION.E工学部情報学部環境学部前期後期133 地球環境学科では、地球生態系に関わる環境問題に対応し、自然環境と共生する持続可能な社会の構築をリードする技術系人材を「グリーン人材」として養成することを目的とします。これを踏まえ、地球科学、環境共生、環境情報の幅広い学術分野に基づき、地上や宇宙空間から多角的に地球環境を観測・分析し、適確な評価及び施策立案に資するための総合的な専門的素養を修得し、高い倫理観を持って社会に貢献できる、次の要件を備えた者に、学士(環境学)の学位を授与します。Ⅰ 【知識・理解】(1)技術系人材として、幅広い教養と知識を修得し、様々な環境問題の解決策や自然環境と共生する持続可能な社会の構築に向けた方策を理解できる。(2)地球環境技術者として、地球科学分野、環境共生分野、環境情報分野に関わる幅広い基礎的知識を修得し、様々な地球環境問題を科学的に理解できる。Ⅱ 【思考・判断】(3)技術系人材として、幅広い教養と知識や倫理観をもとに、他者の考えを踏まえ、論理的な思考や判断ができ、自然環境と共生する持続可能な社会の構築に貢献できる。(4)地球環境技術者として、自然環境と共生する持続可能な社会の構築に向けた様々な具体策の中から、現場や現状に応じた適切な方策を評価し、選択できる。Ⅲ 【技能・表現】(5)技術系人材として、幅広い教養と知識や倫理観をもとに自らの考えを文章化あるいは図式化する技能を有し、他者に正確かつ分かりやすく表現できる。(6)地球環境技術者として、論理的な文章作成能力や効果的なプレゼンテーション能力を備え、自らの専門分野の内容を他者に分かりやすく表現できる。Ⅳ 【関心・意欲・態度】(7)技術系人材として、幅広い教養と知識や倫理観をもとに環境に関わるグローバルな事象と課題への関心を継承し、社会貢献の意欲をもって倫理的な行動ができる。(8)地球環境技術者として、生涯を通じて最新の地球環境問題の動向に興味・関心を持ち、これらに対する関心や意欲をもとに他者と協働することができる。 地球環境学科は、広島工業大学及び環境学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。さらに、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、専門教育科目にあっては専門基盤、地球科学、環境共生、環境情報、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。【リベラルアーツ教育科目】 幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、物理・生物・化学・科学史における幅広い知識を養う「自然」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」の5分野に大別し、各年次に開設します。【社会実践教育科目(実践基礎)】 学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、1、2年次の年次混成グループで課題に取組むディプロマ・ポリシーカリキュラム・ポリシー地球環境学科
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