大学院課外教育活動学生生活修学HIT.E▼2024窓口・各種手続後期生命学部環境学部情報学部工学部前期生体医工学科 生体医工学科では、医療機器に関する工学的な専門知識とチーム医療の一員として求められる機器の操作・保守・管理技術を有し、併せて幅広い教養と思いやり、そして社会に奉仕する意欲と人間力をもって自発的に行動できる次の要件を備えた者に、学士(生体医工学)の学位を授与します。Ⅰ 【知識・理解】(1)医療機器の高度化と医療技術の進化に対応するべく、論理的な思考を含めた幅広い教養と、臨床工学に必要とされる医学の知識を身に付けている。(2)高度先端医療機器の動作原理を正しく理解し、それらの機器を適切に操作・維持管理するための工学及び臨床工学の知識を身に付けている。Ⅱ 【思考・判断】(3)患者の立場に立った最適な治療計画が提案でき、医療事故等の防止に向けた適切な判断を行うことができる。(4)工学的な知識をもとに医療機器の動作について述べることができ、医療機器の異常に対して、適切に対応できる。Ⅲ 【技能・表現】(5)医学に関する基礎的知識を用いて、透析・人工心肺・人工呼吸・機器管理などの業務(維持・管理)を適切に遂行できる。(6)医療機器の模擬装置を構築でき、さらにその技能をもとに医療機器の原理とその基本構造をチーム医療の他職種にも分かりやすく説明できる。Ⅳ 【関心・意欲・態度】(7)医療人としての高い倫理観と身だしなみ・応接態度・礼儀を身に付け、医療に関わる他職種の業務を理解し、協力的かつ意欲的にチーム医療を行うことができる。(8)将来開発される先端医療機器にも関心を示し、積極的かつグローバルに情報収集するとともに、その進歩のために自ら意欲的に技術を提案できる。ディプロマ・ポリシー 生体医工学科は、広島工業大学及び生命学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。さらに、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、また、専門教育科目にあっては専門基盤、医用治療機器、生体計測機器、医療安全管理、医療情報システム、生体医工関連の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。【リベラルアーツ教育科目】 幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」の4分野に大別し、各年次に開設します。 【社会実践教育科目(実践基礎)】 学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、1、2年次の年次混成グループで課題に取組む科目「社会実践演習A」「社会実践演習B」「社会実践演習C」「社会実践演習D」を1年次の各クォーターに、また、「社会実践演習E」「社会実践演習F」「社会実践演習G」「社会実践演習H」を2年次の各クォーターに開設します。カリキュラム・ポリシー131
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