工作センターは、三つの役割を果たしています。 その第1は、学内で必要な研究・教育機材の製作をすることです。いろいろな高精度の実験装置やテストピースをできるだけ早く提供するようにしています。 2番目の役目は、学生諸君が卒業研究に必要な実験装置を自ら設計・製作できるよう、工作センターの設備を開放するとともに、加工についての技術的指導を行うことです。ものづくりは技術者の原点です。手作りの喜びを知ることは、学生諸君の将来にとって非常に役立つ体験となることと思います。 3番目に、主として機械システム工学科及び知能機械工学科を対象として機械加工・溶接等の工作実習を行っています。従来からの一般的な機械加工に加えて、CAD、CAMのソフトウェアも導入した豊富なテーマ設定となっています。 以上のような役割を果たすため、工作センターは、実習に対応できるように旋盤、フライス盤のような汎用的な切削加工用工作機械や溶接機を多数揃えるとともに、3-Dプリンター、レーザ加工機、マシニングセンター、CNC旋盤、ワイヤーカット式放電加工機をはじめ塑性加工用諸設備等様々な設備を整えています。工作センター(6号館1階、8号館1階)179大学院課外教育活動学生生活修学HIT.E▼2024窓口・各種手続後期生命学部環境学部情報学部工学部前期
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