Campus Guide 2022
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大学院課外教育活動学生生活修学HIT.E▼2024窓口・各種手続後期生命学部環境学部情報学部工学部前期環境土木工学科 環境土木工学科では、近年の大規模自然災害の増加に対する安全・安心な社会基盤施設の整備と、快適で豊かな市民生活を見据えた環境共生型社会の構築に必要な技術を併せ持つ土木技術者の育成を目的とします。環境の視点も備えた新たな土木工学の技術を展開するため、構造物の設計と施工、環境の保全と再生及び都市空間の計画と防災を専門分野とする、社会に奉仕できる技術者として、次の要件を備えた者に、学士(工学)の学位を授与します。Ⅰ 【知識・理解】(1)技術者に求められる幅広い教養知識や数学・物理学を基礎とする自然科学を修得し、環境土木工学に係る工学の基礎的知識を理解できる。(2)構造物の設計と施工、環境の保全と再生及び都市空間の計画と防災等、持続可能な社会を創出する知識を理解できる。Ⅱ 【思考・判断】(3)環境土木工学が社会や自然に及ぼす影響や効果及び技術者が社会に対して負っている責任を理解し、倫理観に基づいた思考・判断を行うことができる。(4)安全・安心・快適に暮らせる社会基盤整備に関する専門的技術の実践について、公共性や社会貢献の視点から、論理的かつ自律的に判断することができる。Ⅲ 【技能・表現】(5)社会基盤と社会システムに関する課題を抽出し、専門的な知識や技術を多角的に用いて社会の要求する解決策を主体的に提案することができる。(6)専門知識に基づいた論理的な思考による文章作成能力と効果的なプレゼンテーション能力を備え、自分の意見を他者に伝えることができる。Ⅳ 【関心・意欲・態度】(7)環境土木工学の社会に対する貢献や与える影響に関心を持ち続け、社会に奉仕する技術者として自己の持つ技術力を向上させることができる。(8)環境土木技術者として与えられた制約のもとで、多様な人々とコミュニケーションを保ち、協働して安全・安心・快適な社会を築く活動を行うことができる。ディプロマ・ポリシー 環境土木工学科は、広島工業大学及び工学部の教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)のもと、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、教育科目をリベラルアーツ教育科目、社会実践教育科目及び専門教育科目に区分します。さらに、社会実践教育科目にあっては実践基礎と実践発展に、専門教育科目にあっては専門基盤、構造物の設計と施工、環境の保全と再生、都市空間の計画と防災、教職教科の各分野に分類し、教育課程を体系的に編成します。【リベラルアーツ教育科目】 幅広い教養を身に付けるため、リベラルアーツ教育科目を、人類が創造した文化全般に関する「人文」、社会現象を分析し客観的法則を明らかにしようとする「社会」、グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力を育成する「外国語」、社会の多様化を享受する教養力や豊かな人間力や主体的に考え行動する力を育成する「総合」の4分野に大別し、各年次に開設します。【社会実践教育科目(実践基礎)】 学科の学びに基づいた社会と繋がるテーマを取上げながら、1、2年次の年次混成グループで課題に取組む科目「基礎ゼミナールA」「情報の科学A」「総合ゼミナールA」「計測の科学A」を1年次の各クォーターに、また、カリキュラム・ポリシー89

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